地域の話題

大輪のボタン華やか 松本市今井の宝輪寺

境内で大輪を咲かせるボタン(8日)

 松本市今井の宝輪寺(橘昭雄住職)で、ボタンの花が見頃を迎えている。境内のあちこちに植えられている国内外の約60種類・700株が大輪をほころばせ、訪れた人の目を楽しませている。

 境内の北東には水路が引かれた見事なボタン庭園が造られており、自由に散策することもできる。橘住職が30年ほど前から手塩にかけて育ててきたボタンで、訪れた人に「色の種類が多く見応えがある」と評判だ。
 今月初めにピンクや白の早咲き品種が開花し始め、気温が高い日が続いたことで一気に花開いた。花期が遅い黄色の品種を含めて今週末までが見頃といい、副住職の橘永貴さん(41)は「花が大きく、カラフルなボタンを多くに人の楽しんでもらいたい」と話していた。