山形村日用市が来月1周年 11月2日に「特別版」
2025/10/29
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山形村ミラ・フード館前の広場で毎月第1日曜日に開かれている「山形村日用市」が、11月で1周年を迎える。この間、異世代、移住者と地元出身者などさまざまな村民をつなぎ、コミュニケーションを深める場として認知されてきた。支えてくれた人たちに感謝を込めて、11月2日に「特別版」を開く。
当日は会場周辺で村文化祭やサッカーJ3松本山雅FCのパブリックビューイングが開かれ、これに合わせて日用市の開催時間も通常の午前9時~午後1時から3時間延長して午後4時までとする。初の試みとしてベビーと子供用品のフリーマーケットを企画。不要になった子供服などを地域内で循環させて子育て世代の支え合いの機会を作り出す目的で、出店者を募集している。来場者特典として、日用市のインスタグラムをフォローした人全員に1周年記念ステッカーをプレゼントする。
日用市は、村出身で下大池在住の小林聖也さん(36)が、地域の人が気軽に集まって交流や食事を楽しむ場を作ろうと、同級生4人を中心に実行委員会を設けて昨年11月3日に取り組み始めた。毎回、村内外の10店前後が出店し焼き菓子や、コーヒー、カレー、果物、アクセサリーなどを販売している。その都度、100人ほどが訪れておりリピーターも少なくない。
小林さんは「村消防団の会合で話題に上ったり移住者に村について知る機会になったと感謝されたりと、定着してきた」と手応えを話し「今後もいろいろな展開を考えていきたい」と話している。




