参院選の模擬投票 文化祭会場で 松本県ケ丘高3年有志が企画
2025/07/06
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松本県ケ丘高校(松本市)で5日、参議院議員選挙の模擬投票が始まった。文化祭の開催日に合わせて3年生有志でつくる「ポリユース」が企画し、本番と同じ投票方法(選挙区、比例代表)を含む三つのパターンで投票を実施し、実際の投開票が終わった後に結果を期間限定ウェブサイトで公開する。6日も午前9時50分から午後3時半まで小体育館で投票を受け付ける。
本番と同じ投票方法の他に、政党名を隠した状態で政策内容だけを見て投票、参院選県区の候補者に当選してほしい順番を付けて投票するパターンを加えた。投票方法によって結果が異なるか分析し、望ましい投票方法の在り方を検証する。
文化祭に来場して投票をした永山あき子さん=松本市惣社=は「複数の投票パターンを試すのは面白い試みだと思う。選挙に関心を持つ高校生がいることが頼もしい」と話していた。
ポリユースは昨年10月の衆議院議員選挙でも模擬選挙を実施しており、投票会場の小体育館には実際と比較した校内得票率を張り出している。3年B組の古田比呂さんは「このまま投票率が低下し続けることが不安。若い人に少しでも関心を持ってもらうための選挙の在り方を考えていきたい」と話していた。
ウェブサイトはhttps://poliyouth.yuki4201.uk/