松本商議所 役員刷新 副会頭に新任3人 地域活性化へ体制充実
2025/10/30
後で読む
松本商工会議所は29日、松本市中央1の松本商工会館で臨時議員総会を開き、第41期の役員体制を決めた。次期会頭に内定していた松本ガス社長の清水是昭氏(60)が正式に第18代会頭に決定。副会頭は、清水氏が「それぞれ得意な分野があり、地域の活性化になるメンバー」として選んだ新任3人を含む4人が決まった。大型店が相次いで閉店した中心市街地の再生など松本の経済が抱える課題に対し、新たな体制でスタートを切る。任期は11月1日から3年間。
副会頭は、戸谷典孝氏(67)=アドヴァンスト・インフォーメイション・デザイン相談役=を再任。永瀬完治氏(75)=王滝社長、井垣孝夫氏(72)=ナガノトマト社長、上條栄規氏(60)=上條器械店会長=が新たに選ばれた。専務理事には、伊藤亮二氏(66)を再任した。
清水氏はあいさつで、中心市街地の再生、企業の人手不足やデジタル化への対応、県営松本空港の利活用、道路整備など、松本の経済界が直面する課題を挙げ「松本地域の経済を元気にできるように、総合経済団体として、積極的に取り組んできたい」と決意を述べた。



