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2025年

麻績の複合福祉施設完成 障害者就労など一体化

2025/10/30
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 麻績村が上町で昨年11月から建設工事を進めてきた複合福祉施設の竣工式が29日、現地で開かれた。授産施設「村福祉企業センター」と障害者就労・居場所施設「山ぼうし作業場」を一体化した施設で、同日から本格稼働。約10人の利用者や村、工事関係者ら約50人が集まって祝った。

 テープカットの後、塚原勝幸村長は「安心して働き活動できる場となり、福祉事業の拠点として活用が図られることを願う」とあいさつ。福祉企業センターは今月上旬から稼働しており、参加者は施設内を見学して回った。
 施設は、敷地面積が約2000平方メートルで、建物は鉄骨平屋約450平方メートル。各利用者らの活動スペースのほか食堂やトイレ・浴室などの共用スペースを備える。将来のグループホーム化なども見据えて汎用性が高い造りとした。村は施設の老朽化に伴い令和5年2月に福祉施設整備研究検討委員会を発足させて取り組みを進めてきた。総事業費は3億2296万円となっている。

テープカットをして祝う関係者

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