安曇野の風景 投影映像に 市が20日からANCアリーナで公開
2025/09/19
後で読む
安曇野市は市制施行20周年を記念し、投影機器で立体物に映像を投影するプロジェクションマッピング作品を制作した。市内の中学生や高校生、企業と連携し「安曇野の風景やキャラクターを楽しんでもらう映像」(市政策経営課)にした。20日に豊科高家のANCアリーナ(市総合体育館)2階の柔剣道場内で公開を始める。
28日にANCアリーナで開く市制施行20周年記念式典のアトラクションの一つとして作った。公開は20日、21日、23日、28日の4日間となる。京都芸術大学の大橋文男教授が監修し、作曲家・アーティストの郁川舞さんが音楽を担当した。
作品は長さ26メートル、高さ4・5メートルで、柔剣道場の壁2面を使う。映像は安曇野花火、お船祭り、農産物応援キャラクターをモチーフにしているという。
制作には、南安曇農業高校美術同好会と豊科高校美術部、中学生がワークショップメンバーとして参画し、BGMで使う生活・環境音の収集、ポスター制作を担った。投影機材でセイコーエプソン豊科事業所が社会貢献の一環で協力した。
政策経営課は「20周年に彩りを添える取り組み。自分たちが住んでいる安曇野の良さをあらためて感じてほしい」としている。
公開は20日が午後1時半~8時、21日と23日、28日が午前10時~午後8時。入場無料。
