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2025年

筑北で長ネギ特産化の夢 ちくほく農場

2025/08/06
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 筑北村坂井を拠点に水稲やソバ、イチゴの栽培を手掛けるちくほく農場(小松知寛社長)が、新たに長ネギの生産に取り組んでいる。長ネギは比較的軽量で扱いやすく、坂井いちご園の女性スタッフらが苗の定植を終えた後の10月ころに収穫期を迎える。農作業の労力を効率的に活用できることから、特産化も夢見る。

 いちご園近くの畑約30アールに6月に苗を定植し、地中に埋まっている白い可食部が長さ20~30センチに成長している。収穫時は50センチ程度まで育つ見込み。今は草取りも兼ねた土寄せ作業を続けている。収穫は10月中旬ころで、作業は涼しい環境で行えそうだ。
 以前から地元の長ネギ農家向けに苗栽培をしていたという小松社長は「大口出荷と地元直売所の両面から販売したい」と話す。村内にはハクサイ、キノコ、牛肉・豚肉生産者もいることも踏まえ「長ネギを加えてご当地鍋料理としてPRしても面白いかも」と話している。

新たに長ネギの生産に取り組むちくほく農場の小松社長

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