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2025年

木曽町の町制施行20周年祝う 記念式典で歩みを回顧

2025/06/01
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 木曽町の町制施行20周年記念式典が31日、木曽町文化交流センターで開かれた。約110人が出席し、木曽福島と日義、開田、三岳の旧4町村の合併で誕生した町の20年の歩みを振り返り、将来の発展に向けた努力を誓い合った。

式典のステージに立ち、御嶽の自然や歴史をテーマにした歌をイグアさん(左奥)と一緒に披露する三岳小児童


 式辞で原久仁男町長は、旧町村ごとに支所を置き、各地域の個性を尊重した仕組みなどを挙げ「皆が住みよく暮らしやすいまちづくりを進めたい」と決意を述べた。平成26(2014)年9月の御嶽山噴火災害に触れ「20年間は決して順風満帆なことばかりではなかった」と振り返った原町長は「災害の記憶を風化させることなく伝承し、火山と共生していく」と、一層の防災体制の強化を誓った。
 三岳小学校の4~6年生15人が、同校卒業生のシンガー・ソングライター・IGUA(イグア)さんとステージに上がった。令和2年度の5、6年生が御嶽山をテーマに作詞し、イグアさんが作曲した「記憶の向こうに~時間が積み重なってできたもの~」の歌声を響かせ、式典に花を添えた。
 松本大学(松本市)観光ホスピタリティ学科の白戸洋教授による記念講演もあった。

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