蟻ケ崎高が書道甲子園で準優勝 テーマの「18歳」を見事に表現
2025/07/28
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松本蟻ケ崎高校(松本市)の書道部(29人、顧問・橋渡みのり教諭)は、27日に愛媛県四国中央市で開かれた「第18回書道パフォーマンス甲子園」(実行委員会主催)で、準優勝・愛媛県知事賞に輝いた。高校の書道部員が音楽に合わせて書をしたため、字の美しさと演技力を競う全国大会で、10大会連続・11回目の出場を果たし、惜しくも優勝を逃したものの好成績を残した。
書作品は、選挙権を持てるようになったり、アルコールが飲めるようになったりなどと、子どもから大人への転換期の18歳がテーマ。中央に大きく「大道を闊歩せよ」と記し、青色の字で「私達はもう迷わない」、赤色の字で「18歳よ未來へ挑め」などとしたためた。新たなスタイルとして、手拍子のパフォーマンスも取り入れた。
3年生の和田清花部長(17)は「1年前に部長になって部を引っ張っていけるか心配だったけれど、みんなの力でまとまって2位をもらえるほどの作品ができてうれしい」と話した。
本年度は33都府県104校が予選に参加し、21校が出場した。
