青春の熱気 高校文化祭 中信地域の10校で一般公開
2025/07/06
後で読む

中信地域の高校の文化祭シーズンがピークを迎えた。松本県ケ丘と松本蟻ケ崎、松本美須々ケ丘、松商学園、豊科、穂高商業、塩尻志学館、田川、東京都市大学塩尻、木曽青峰の10校では5日に一般公開が行われた。ステージ発表や模擬店、展示など多彩な催しがあり、大勢の卒業生や保護者らでにぎわい、各校とも熱気に包まれた。
美須々ケ丘の双蝶祭には、午前中だけで790人が訪れた。大小二つの体育館で文化系部活動のステージ発表があり、吹奏楽部は振り付けとともに最も得意な曲「宝島」を演奏した。屋外に設けたステージではクイズ大会などがあり、盛り上がっていた。副実行委員長の松井昊さん(17)=2年=は「人がすごく多くて、準備してきて良かった」と手応えを感じていた。一般公開は6日までで、生徒会長・黒田修平さん(18)=3年=は「人生の一ページやみんなの記憶に残る文化祭にしていきたい」と話していた。
6月下旬から各校で順次、文化祭が開かれている。11日からは松本深志などで行われる。