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2025年

朝日小の太陽光発電設備 今月中にも稼働

2026/02/10
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 朝日村の朝日小学校の校舎で、昨年夏から設置工事が進められてきた太陽光発電設備が今月中にも稼働を始める。村が進める脱炭素事業の一環で、得られた電力は日常的に学校に供給して二酸化炭素削減に役立てつつ災害時の避難所機能も強化し、地域レジリエンス(災害等に対する強靱性の向上)につなげる。

 朝日小校舎の特別教室棟の屋根に出力約60キロワットの太陽光発電パネルを設置し、蓄電池(蓄電容量200キロワット時)も備える。校内には調光可能な高効率LED(発光ダイオード)照明も導入する。自家発電によって導入前に比べ使用電力の45%削減が期待でき、年間の二酸化炭素量42・1トン削減、年間ランニングコスト約290万円削減を見込む。総事業費は1億6610万円。
 村は令和5年度に「ゼロカーボンシティ」を宣言し、6年度に村地域温暖化対策実行計画を策定。昨年度は村役場庁舎に太陽光発電パネル(出力合計139・4キロワット)と蓄電池(蓄電容量290キロワット時)を整備し、災害時にはディーゼル発電機との併用で行政機能の維持を可能としている。朝日小は体育館や各教室で1923人の避難者を収容する能力があり、災害時の照明や電化製品の利用を可能とする。
 村総務課は「今後も有利な補助金を模索しつつ、公共施設への太陽光発電整備を進めたい」としている。