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2025年

塩尻市の物価高対策 商品券6000円分 市民に配布 低所得者向け補助も

2026/02/05
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 塩尻市は4日に開かれた市議会議員全員協議会で、国が物価高対策として地方自治体に配る「重点支援地方創生臨時交付金」を活用した主な施策を示した。令和8年度一般会計当初予算案に事業費を計上する計画で、市内の店舗で使える1人当たり6000円の商品券「しおじり生活応援券(仮称)」を市民全員に配るほか、生活困窮世帯にエアコン設置費を助成する方針だ。
 商品券は4月1日現在、市に住民登録がある人と新規の出生者(4月2日~9月30日)に6月1日から世帯単位で郵送する。市内に本社や本店がある事業所で使える「地域券」とそれ以外の「共通券」を1枚1000円で3枚ずつ用意する。取扱店舗は今後募集する。発行総額は3億9120万円、総事業費は4億2380万円を見込む。市は電子クーポンも検討したが、「広く市民に支援を行き届かせる」ことを重視、経費率が低い紙の商品券(経費率7・7%)に落ち着いた。
 エアコン設置は、県の総合経済対策の補助金制度を活用する。稼働可能なエアコンがない生活困窮世帯を対象に、補助上限額7万3000円とし生活保護受給世帯が補助率10割で県と市が2分の1ずつ、それ以外の住民税非課税世帯が補助率3分の2で県、市、申請者が3分の1ずつ費用負担する。申請期間は5月1日~9月末とし、対象は370世帯余、事業費は2160万円を見通す。
 市の臨時交付金の限度額は7億1873万円で、小中学校の給食費の物価高騰分などにも充てる。