チキンで楽しいクリスマス 炊き出し隊みらいが障害者福祉施設3カ所に贈る
2025/12/26
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地震や土砂災害の被災地で炊き出しをしている松本市炊き出し隊みらいはクリスマスの25日、活動に協力している市内の障害者福祉施設3カ所にローストチキンを贈った。浅田修吉代表(67)ら3人が同市南原2の多機能型事業所・あいらいふ南原の駐車場で165本を温め、各施設の職員に手渡した。
直径1.1メートルの大鍋で、ビニール袋に入ったローストチキンを湯煎した。利用者は被災地での炊き出しに使っている大鍋に興味津々で、熱心に見学する人もいた。あいらいふ南原は被災地へ赴く交通手段として送迎などで使っている車両を提供しており、管理者兼サービス管理責任者の熊切勇人さん(57)は「実際の炊き出しを見せていただける大事な機会にもなった」とプレゼントに感謝した。
ローストチキンはあいらいふ南原と四賀アイ・アイ(松本市刈谷原町)、ドリームワークス(同市神林)に分けた。浅田代表は「こんな大きな鍋で炊き出しをしているんだと見てもらい、クリスマスを楽しんでほしい」と願っていた。




