松本山雅・石﨑信弘新監督が就任会見　「戦うチームに」

　サッカーＪ３松本山雅ＦＣは２４日、明治安田Ｊ２・Ｊ３百年構想リーグからトップチームの指揮を執る石﨑信弘監督（６７）の就任会見を開いた。「走る、戦う、チーム一丸で一つの目標に向かって進んでいく、ということを植え付けていく」と力を込めた。熱心なサポーターの応援が監督を引き受ける大きな要因になったといい「本当に１２番目の選手といえる力があると思っている」と語った。

　チームが抱える課題として失点の多さを挙げ、守備の改善の最重要性を指摘した。松本山雅がＪリーグで監督を務める最後のチームになると示唆し、これまでの豊富な経験を「最後の舞台で出したい」と意気込んだ。
　会見には松本山雅の小澤修一社長、トップチーム強化本部の都丸善隆スポーツダイレクター（ＳＤ）も出席した。都丸ＳＤは「戦えるチーム、勝てるチーム、昇格できるチームに成長させてくれると期待している」と述べた。