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2025年

塩尻市スポーツ少年団50周年 発展誓う

2025/11/04
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単位団の取り組みを紹介した活動内容発表
団員の活躍をたたえた表彰

 塩尻市スポーツ少年団が創設50周年を迎え、3日に広丘郷原の市総合体育館・ユメックスアリーナで記念イベントが、大門一番町の中信会館で記念式典が行われた。イベントには団員や指導者が集まり、四つの単位団が活動内容発表をした。団員同士の交流を深め、今後のさらなる発展を誓った。
 活動内容発表は、ほかの単位団の取り組みに触れる機会になった。少林寺拳法は、迫力ある演武を繰り広げた。卓球の発表では、ボールを追う子供たちに、見守っている団員から「頑張れ」という声援が飛んだ。このほか、総合体育館で同日にあった「ミズノ・スポーツ文化フェスタ」に参加し、空手やバレーボールなど6競技の体験会を開いた。
 各種大会で好成績を収めた団員や、長年にわたって活動に携わる指導者らの功績をたたえる本年度の表彰式も合わせて行った。優秀団員賞を受けた剣道の黒澤椛乃さん(16)=田川高校1年生=は「皆さんとともに積み重ねてきた努力の証し」と喜んだ。
 塚原克彦本部長は50周年を念頭に「活動を支えてくださった全ての皆さまに感謝を申し上げる」と述べ、団員にも感謝の気持ちを忘れないよう呼び掛けた。イベントや式典の実行委員長を務めた百瀬章広さんは世界での日本人選手の活躍に触れ「団員から、将来のスーパースターが生まれることを期待している」と話した。
 式典では記念表彰や年度表彰、東京都市大学塩尻高校女子バレーボール部の今井一仁監督が講師を務める講演もあった。

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