泥沼の山雅５連敗　昇格の可能性消滅

　サッカー松本山雅ＦＣは明治安田Ｊ３第３４節の２日、白波スタジアム（鹿児島市）で鹿児島と対戦し、２―３で逆転負けした。泥沼の５連敗。勝ち点は３６のままで、残り５試合を全勝してもプレーオフ圏内の６位・北九州の同５３に届かず、開幕から３３戦目で昇格の可能性が消滅した。
　松本山雅は２点を先行しながら、またも踏ん張りきれなかった。前半４２分に左クロスを村越が頭でねじ込み先制。後半８分に林の折り返しを滝が決めた。ただ、２９分に１点を返されると流れが相手に傾き、終盤の４２分と５４分に連続被弾した。
　遠地のアウェー戦に山雅サポーター約２５０人が来場。ぶざまな成績の中、クラブのエンブレムに恥じない気概を結果で示せとする横断幕を掲出した。
　次節は５日で、本拠地の使用停止に伴い２度目の県外ホーム戦となる。会場はＪＩＴリサイクルインクスタジアム（甲府市）で宮崎と戦う。