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2025年

松本美須々ケ丘高PTAが文科相表彰 親子の対話図る活動評価

2025/09/06
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表彰状を掲げる美須々高PTA役員ら

 松本美須々ケ丘高校(松本市)のPTAは8月、優秀な実績を上げているPTAとして、全国26の高校・中等教育学校PTAとともに「優良PTA文部科学大臣表彰」を受けた。保護者と生徒の関わり合いを増やそうと取り組んだ実績が評価された。
 津市で21日に開かれた「全国高校PTA連合会大会」で、太田正二会長らが表彰状を受け取った。美須々ケ丘高PTAは、昨年と今年の文化祭「双蝶祭」で、生徒と親の共同作業で製作したフラワーアレンジメントを展示するなど、親子の対話のきっかけになるイベントを相次いで企画・実行した。保護者同士で交流を深める「ミスズの親ミーティング」も開き、子供との関わり方などの悩みを共有する場を設けた。
 近年は解散や活動の縮小に踏み切るPTAも少なくないが、同校PTAの小林崇子参与(昨年度会長)は「面倒くさくなく楽しめる活動で、交流のきっかけづくりを図った」と話す。太田会長は「子供たちのより良い未来を支援し、次の人にバトンを渡せるようにしたい」と話していた。