世界選手権団体金メダルの花村選手が松本国際高に凱旋

　８月の新体操世界選手権で史上初の団体総合金メダルに輝いた日本代表「フェアリージャパン」のメンバーで、松本国際高校（松本市）２年生の花村夏実さん（１７）＝ＷｉｎｇまつもとＲ．Ｇ．所属＝が３日、同校で大会の結果を報告した。

　花村さんは首に金メダルを下げた制服姿で講堂に入場し、全校生徒約６００人の拍手に迎えられた。壇上で新体操の魅力や、団体２種目のうちフープ・ボールに出場したことなどを語り「学校にいられる時間は少ないが、この時間は私にとって励みや力になる。今後も応援してくださるとうれしい」と呼び掛けた。
　現在は、１０月にある日本代表団体メンバーを決めるトライアウトに向けて練習に取り組んでいる。目標は３年後のロサンゼルス五輪の代表入り。花村さんは「今回の経験を生かし、さらなる高みを目指して頑張る」と決意を語った。