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2025年

初戦の主戦左腕攻略へ 松商学園サポート選手が奮闘 夏の甲子園大会

2025/08/07
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 第107回全国高校野球選手権大会7日目(11日)に初戦を迎える松商学園は、対戦する岡山学芸館(岡山)の主戦左腕の攻略に力を注いでいる。サポートメンバーとして帯同しているいずれも1年生左腕の佐藤大牙、佐藤司、吉澤遼の3投手が奮闘。相手主戦役を担い、くせなどを再現しながら初戦突破に向けて全力投球している。
 組み合わせが決まった3日夜、3人を含むサポートメンバーは岡山大会の映像を見て相手主戦の配球やけん制などの特徴を分析。翌日から打撃や走塁練習で3人が相手主戦になりきり、チーム力向上に貢献している。3人とも持ち味の異なる投手だが、黒子に徹し「チームのために頑張る」(佐藤司投手)と力を込める。
 2日にあった甲子園球場での公式練習では、補助で聖地に立った。佐藤大投手は「次は選手としてここに立つ」と話し、吉澤投手は「貴重な経験を仲間とチームに還元したい」と意気込む。
 大阪入りしているサポートメンバーは19人。それぞれがチームのために、練習の補助や分析などに励んでいる。松宗勝監督は「サポートメンバーがこのチームの強さの土台になっている」と話し、チーム一丸で甲子園での勝利を目指す。

岡山学芸館の主戦左腕対策の練習で一役買っているサポートメンバーの佐藤大、佐藤司、吉澤の3投手(左から)

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