硬式・軟式共に全国で頑張れ　松商野球部に壮行会で全校生エール

　松商学園高校（松本市）は３１日、第１０７回全国高校野球選手権大会に出場する硬式野球部と、第７０回全国高校軟式野球選手権大会に出場する軟式野球部の壮行会を同校体育館で開いた。両部がそろって全国大会に出場するのは４年ぶり。計４０人の選手が登壇すると、１１００人を超える全校生徒が全国での活躍を願ってエールを送った。
　長野雅弘校長は両部のこれまでの健闘をたたえ「本当に誇りに思う。活躍を期待している」と述べた。生徒会長の小澤力斗さん（３年）は「松商野球を全国で見せてほしい」と期待を込め、全校生徒で応援団の掛け声に合わせて校歌を歌い激励した。
　硬式野球部の小林伸伍主将（３年）は「松商ファミリーとして全力で戦うので、また熱い声援をお願いします」と呼び掛けた。軟式野球部の齊藤悠主将（同）は「選手とマネジャーの３３人が一丸となって戦い抜く」と力強く誓った。
　夏の甲子園大会は３日に組み合わせ抽選会（本抽選）があり、５日に甲子園球場（兵庫県西宮市）で開幕する。軟式野球の全国大会は１２日に組み合わせ抽選があり、２４日に兵庫県の明石市と姫路市の２会場で開幕する。