松本山雅OBが集い楽しく試合 創設60周年記念で企画
2025/07/28
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サッカー松本山雅FCは27日、サンプロアルウィン(松本市)で創設60周年記念のOB戦を開催した。緑のユニホームに袖を通した仲間がJ昇格前後を境にした2チームに分かれ、ピッチを駆けて観衆を楽しませた。
OB選手は家族らと入場。往時を思い起こさせるフォームやピッチでの振る舞いが喜ばれた。かつてゴールマウスを守った野澤洋輔さんは「在籍が重なっていなくても山雅の下に一緒に集まった特別な時間になって良かった」と目尻にしわを寄せ、点取り屋として活躍した阿部吉朗さんは「サポーターの熱量を含めて懐かしい。再び周りが盛り上がる意味でもJ1に戻ってほしい」と笑顔を見せた。
会場には約1100人が来場。懐かしのグッズを掲げたり、チャント(応援歌)を響かせたりして盛り上げた。15年近い応援歴の久保田直子さん(松本市)は選手と触れ合った時間も含めて「夢のよう」と感激していた。
