超低温の世界に興味津々 田川小創立100周年 信大が出前講座
2025/07/17
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松本市の田川小学校(木船暁美校長、266人)で16日、創立100周年記念事業として信州大学(本部・松本市)の出前講座が開かれた。同大学教育学部の神原浩教授が「超低温の世界」と題して液体窒素を使った実験を披露し、児童も実験して学びを深めた。
高学年と低学年に分かれて2回行った。神原教授は液体窒素を床にこぼしたり、児童にバルーンアート用の風船や空気の入った梱包材を液体窒素に入れてもらったりした。児童は床を触って不思議そうな顔を見せ、一気にしぼんだ風船や梱包材を見て歓声を上げた。液体窒素にスーパーボールなどを入れて冷却する実験もした。花を冷やした6年生の森井環さん(12)は「とても冷たい。息を吹きかけてみると面白い」と笑顔で話していた。
保護者らでつくる記念事業実行委員会が企画した。19日と20日には、防災への理解を深める「学校キャンプ」も行う予定だ。
