みどり湖で釣果競う ヘラブナ釣り大会に86人
2025/07/07
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塩尻市郊外のみどり湖で6日、第45回ヘラブナ釣り大会(実行委員会主催)が開かれた。晴天の下、関東圏を中心に県内外から86人の愛好者が参加して釣果を競った。優勝は諏訪郡下諏訪町の藤森正光さんで、総重量17・8キロを釣り上げた。
釣り上げた重量の多さで優勝を争った。開会式終了後の午前5時半に競技が始まり、桟橋には所狭しとさおとパラソルが並んだ。時折吹くさわやかな風を受けながら、参加者は湖面の浮きを見つめ当たりを待った。
茅野市出身で愛知県豊田市の会社員・小尾圭太郎さん(28)は「緑が多く日陰もあるので良い。自然の中で四季折々の景色を楽しみながら釣りができる」と魅力を話していた。
みどり湖には昨年11月に、成魚約900キロ(約3500匹)が放流された。実行委は昨年から大会参加費を1000円値上げして放流魚の購入資金に充て、カワウの食害と減水に対応し釣り環境の維持整備に努めている。実行委委員長の百瀬清克さん(75)は「できる限りのことはしたい」としている。
