女鳥羽川に飛び石完成 松本市の有志団体 水に親しむ空間創出
2026/03/24
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松本市の中心街を流れる女鳥羽川で、水辺環境の整備に取り組む有志団体「Metoba(メトバ)リバーサイドプロジェクト」は23日、女鳥羽川に架かる「中の橋」の下に設置した飛び石の渡り初めを行った。設置に協力したエクセラン高校の生徒とプロジェクトメンバー、事業主体の県松本建設事務所、松本市の職員ら約30人が参加し、記念撮影をして完成を祝った。飛び石を活用することで水に親しむ空間を創出し、街なかの活性化を図る。
飛び石は10基あり、水面から約30センチの高さを渡る設計になっている。プロジェクトに参加するエクセラン高園芸農業コースの生徒が飛び石の歩幅やデザインを決めた。足場となる部分の直径は70センチあり、余裕を持って渡ることができる。
渡り初めをした2年生の荒木大冴さん(17)は「水面に距離が近くて渡っていて楽しかった。撮影スポットとしても人気が出そう」と話した。
松本城周辺の三の丸エリアのにぎわい創出を目指す民間主体のまちづくり組織「三の丸エリアプラットフォーム(AP)」の活動の一環として設置した。県奈良井川改良事務所が県の事業として工事を担い、設置費用は1300万円。
プロジェクトは令和2年に発足し、縄手通りの商店主や市内の若手有志らが河川敷を憩いの場とするため、草刈りなど環境整備に取り組んできた。プロジェクトサブリーダーのクック久美さん(39)は「こんなにきれいな川が街なかを流れている場所はほかにない。ロケーションを生かしたイベントを考えていきたい」と話し、プロジェクトリーダーの渡邊匡太さん(53)は「縄手通りだけにとどまらず、地域の人を巻き込んでプロジェクトを活性化させたい」と話していた。




