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2025年

アルピコが大型電気バス導入 松本市内で運行スタート

2026/03/24
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松本市内の路線バスとして運行が始まった大型電気バス

 アルピコ交通(松本市井川城2)は、中信地区では初めてとなる大型電気バスを1台導入し、23日、松本市内を走る路線バス「ぐるっとまつもとバス」で運行を始めた。脱炭素社会への取り組みで、従来の軽油で走るディーゼル車よりエンジン始動やギアチェンジの振動が少なく、乗客からは「快適」との声が聞かれた。
 浅間線、信大横田循環、横田信大循環線、美ケ原温泉線の4路線で運行を始めた。白い車体に「NAGANO EV BUS」の文字がデザインされている。大阪府豊中市から観光で訪れ、松本城近くから松本駅まで5歳の長女と一緒に乗車した広瀬ゆかりさん(43)は「静かでよかった」と笑顔だった。
 車両価格はディーゼル車と比べて1・7倍ほど高いが、国・県の補助を受けて購入した。75人乗りで最大150キロ程度走行できる。同社は1日100キロ運行し、営業終了後に松本営業所(同市井川城2)で3~4時間かけて充電する。座席にはスマートフォンを充電できるUSBポートを、同社の路線バスとしては初めて備える。
 檀原順志安全マネジメント推進室長は「松本城周辺のルートで使用するので、観光客の利用も多い。環境問題への意識が伝わることを期待している」と話している。