北ア登山口への観光バス・三股線 好調で今年は運行日増へ
2026/03/24
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昨年の夏山シーズンに安曇野市街地と北アルプス・蝶ケ岳の三股登山口の間で運行された山岳観光バス「三股線」が、今年も継続して運行される方向となった。登山口周辺の駐車場の混雑緩和のため、昨季から実証実験で運行していた。利用実績は好調で、今年は昨季比22日増の計63日運行する予定。予約サイトも新設し、利便性や運用効率の向上を図る。
今年の運行期間は7月17日~10月13日。土・日曜日、祝日に加え、前後の平日も運行する。休前日は市街地から登山口に向かう上り便、休日の翌日は下り便のみ。お盆前後の8月7日~24日は毎日運行する。昨季は豊科南穂高のビレッジ安曇野が起終点だったが、今年はJR穂高駅に変更する。上り4便のうち2便は堀金烏川の宿泊入浴温泉施設・ほりでーゆ~四季の郷発。下りは全3便が穂高駅行き。9人または13人乗りのバスを使う。
全便が事前予約制で、予約サイトは6月中の開設を目指す。直前まで予約・キャンセルを可能にする一方、キャンセル料金も設ける予定。民間のバス予約サイトに路線を登録し、公開する。運賃は乗車区間にかかわらず一律大人(中学生以上)2000円、小学生1500円、未就学児無料。
先月に市内で開かれた市地域公共交通会議で事業計画が示された。昨季は1便4・6人の利用があり、採算ラインを上回った。一方、土・日曜日、祝日は混雑で山小屋の予約が取りづらく、比較的すいている前後の日に訪れる人がバス運行を希望していた。無断でキャンセルする人も多く、予約サイトで簡便化を図り、効率的な運用を目指す。
市政策経営課の担当者は「安全・安心で登山に向かうために公共交通を利用してほしい」と話している。



