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2025年

安曇野の里・光のページェント終幕 住民手づくりのイベント、20年で区切り

2026/03/23
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 安曇野市豊科南穂高重柳区の住民有志でつくる実行委員会は、地元の複合施設・安曇野の里で毎冬続けてきたイルミネーション行事「Azumino.光のページェント」を「終幕」すると決めた。20年間継続できたことを節目に、活動を終える。今季は既に点灯期間を終了したが、28日に最後の点灯をして、来場者と共に締めくくる。

20年間継続できた誇りを胸に、活動を締めくくる実行委員会のメンバー

 平成18(2006)年に「子供たちに夢を」と始めた。約20人の実行委員が10月から約1カ月半、土日を使ってボランティアで電飾を設置し、12月から1月末にかけて点灯してきた。中庭全体が18万球のLED(発光ダイオード)電球で彩られ、遊び心のある手作りの飾り付けと、気軽に立ち寄れる立地の良さでファンが多かった。
 しかし、開始当時は乏しかった冬のイベントが各地に生まれ、ピーク時3万人を数えた来場者は近年1万人ほどに減った。「役目を終えた」と判断し、3月の実行委総会で終幕を決めた。
 28日は午後6時に点灯し、8時から閉幕式をする。来場者と共にカウントダウンをしてスイッチを切る。発起人で、今も準備に携わる山﨑秀治さん(74)は「20年間続けられたことは立派なこと」と胸を張り「実行委、協賛企業・団体、募金を寄せてくれた皆さんの協力があってこそ。感謝を忘れない」と話す。実行委広報を担当する山﨑慎也さん(45)は「続けてきたことで実行委の仲間は家族のような存在になった」と、住民の絆を深める活動でもあったことを語り「次の世代からも地域を盛り上げてくれる団体が生まれてくれたらうれしい」と願う。