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2025年

松本の都市デザイン議論 第1回セッション 学習会の若手が企画

2026/03/23
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「アートと都市と公共空間」をテーマに意見交換した都市デザインセッション

 松本の「これから」を考え、学び合う「まつもと都市デザインSESSION(セッション)」(松本都市デザイン学習会主催)の第1回が22日、松本市中央図書館で開かれた。同学習会の若手メンバーが企画した取り組みで、松本における「アートと都市と公共空間」について意見交換した。
 同市のまちづくり組織「三の丸エリアプラットフォーム」代表で、過去に富山市の「富山市まちなか賑わい広場」などを手掛けた山下裕子さんが基調講演した。山下さんは富山市の広場の展開を紹介し、まちの中で「人が人に会える密度をつくる、人の往来を生かすのが重要」と指摘した。一つの場所であっても時間帯によって行き交う人々が異なり「2時間ずつぐらいで様変わりしている」とした。
 セッショントークでは、イベント開催など、まちでの活動に対する助言として、山下さんが「看板、椅子を用意する。(関心のありそうな人に)感じよく声を掛けられる人がいればいい」と述べた。信州大学人文学部長の金井直教授は「こういう鑑賞者が現れるだろうという期待を持つことも大事。過去のデータでなく跳躍する気持ちを持って」と励ました。
 約30人が来場した。学習会メンバーで、セッショントークのパネリスト・進行を担当した松本市職員の早田拓未さん(28)は「都市デザインセッションが、いろいろな人が気軽にまちのことを考える機会になっていけば」と話していた。