松本市音楽文化ホールのパイプオルガン 分解修理で音色維持へ
2026/03/23
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松本市は新年度、市音楽文化ホール(島内)のメインホールにあるパイプオルガンをオーバーホール(分解修理)する。昭和62(1987)年に設置されてから初の大規模メンテナンスで、3121本のパイプを全て取り外して点検、清掃、必要があれば交換もして楽都を象徴する音色に今後も長く親しめるよう整備していく。
高さ10・7メートル、幅6・5メートルの旧西ドイツ製で、ホール完成の2年後に設置された。パイプオルガンを備える公共ホールは県内唯一となる。ホールオルガニストらプロ奏者の演奏会だけでなく、市民向けの講座でも活用されている。
オーバーホールは12月から来年3月にかけて4カ月間メインホールを休館して実施する計画。パイプに送風する機構なども含めた総点検で、期間中の見学会も検討している。
設置から約40年となり経年劣化による故障も懸念されることから予防修繕と位置づけ、新年度当初予算に約6500万円を計上した。
市文化振興課は「休館で不便をおかけするが、市民の大事な財産を後世につなげていきたい」としている。

初のオーバーホールが行われるパイプオルガンと山田さん



