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2025年

ガンプラを14人で楽しく合作 まつもと模型倶楽部がパーツ分担・こだわり結集

2026/03/22
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14人で合作したガンダム(右)とザク。ガンダムの左手は指が全て動く

 松本市を拠点とするプラモデルの愛好家団体「まつもと模型倶楽部」が、アニメロボットの模型・ガンプラの合作に取り組んだ。14人でパーツを分担し、各担当部分に技術とアイデアを思い切り注ぎ込んだ。パーツを分担する合作は県外の団体に例があるが、県内では恐らく初めてという。
 48分の1モデル(高さ約45センチ)の「ガンダム」「ザク」を選び、ガンダムは8ブロック、ザクは7ブロックに分けた。ザクの頭部には、小さなザクが入れ子のように収まっていて、内部に仕込んだ照明で浮かび上がる。ガンダムの頭部側面にあった楕円形の部品表現は「(ガンダムが所属する)連邦軍は四角くなければ」と形を修正し、位置も変えた。説明がなければ気がつかない細部まで手が入っている。
 互いの進行状況はあえて共有せず「あの人ならあれぐらいやってきそう」という競争心とプレッシャーが、一層の作り込みにつながったようだ。ガンダムの頭部を担当した看護師・山本光さん(36)、ザクの頭部を担当した会社員・赤堀智哉さん(42)は「とても楽しかった」と口をそろえる。
 倶楽部主管で4月11日と12日にMウイング(松本市中央1)で開く、愛好家の祭典「第7回松本城下町モデルコレクション展」で披露する。それぞれのパーツに作り手の個性がにじむが、組み上げた全体像は不思議にまとまりがあり、メンバーは「このクラブのようだね」と笑う。倶楽部会長の歯科技工士・石澤信彦さん(60)は「見る人に面白がってもらえたら」と話している。

ガンプラの合作に取り組んだ倶楽部のメンバー