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2025年

映画「栄光のバックホーム」 松本のシネマライツで出演者が舞台あいさつ

2026/03/21
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 脳腫瘍で28歳で亡くなった阪神タイガースの元プロ野球選手・横田慎太郎さんの実話を描いた映画「栄光のバックホーム」の出演者らによる舞台あいさつが20日、松本市高宮中の松本シネマライツで行われた。横田さんを演じた主演の俳優・松谷鷹也さん、監督の秋山純さん、長野市出身で共同制作総指揮の依田巽さん(映画配給会社ギャガ名誉会長)が登壇し、撮影の思い出などを語った。
 プロ野球選手として将来を嘱望された横田さんが過酷な闘病を経て、引退試合で見せた奇跡のバックホームと家族の愛が描かれた映画。昨年11月の公開以降ロングヒットを続け、全国の映画館で実施している舞台あいさつは104回目。
 この作品で日本アカデミー賞新人俳優賞を受けた松谷さんは「一人でも多くの人に慎太郎さんの生きざまを届けたかった」と語り、交流があった横田さんから託されたグラブで撮影の練習に臨んだ逸話を紹介した。
 秋山監督は「これだけ長い間映画館で上映をしてくれることに感謝しかない」と話し、依田さんは「横田さんの野球にかける思いや人間力を細やかに描いた歴史に残る名作映画になった」と述べた。
 埼玉県から訪れた会社員・浜村絢香さん(34)は「横田選手の思いをずっと大切にしていきたいと思った」と話していた。

舞台あいさつをする(左から)依田さん、主演の松谷さん、秋山監督