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2025年

木曽町・開田中卒業生らが母校で感謝の清掃 学校統合で閉校前に有志が企画

2026/03/21
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 木曽町の中学校統合に伴い本年度末で閉校する開田中学校で20日、記念企画「開田中オールスター同総(どうそう)会」が開かれた。県内外から歴代の卒業生や関係者が集い、歴史を終える学びやでの最後の思い出をつくった。

感謝の気持ちを込めて教室を清掃する卒業生

 卒業生ら有志数人が企画した。冒頭の「はじめの会」で、実行委員長で平成5(1993)年度卒の千村由起子さん(47)=開田高原西野=が「御嶽山が見える教室で勉強した」などと思い出を語り、開田中との別れの機会を「皆さんと盛り上げていきたい」とあいさつ。来場者全員で校歌を斉唱した。
 続いて「みんなでありがとうのお掃除」と銘打ち、校舎内を清掃した。
 卒業生は、かつて過ごした教室の机や窓を丁寧に拭きながら、心の中で母校に別れを告げていた。
 平成4年度卒の会社員・松原豪彦さん(48)=愛知県あま市=は現校舎になってから入学した「1期生」。「『こんなにきれいな学校で過ごすのか』と思ったのを覚えている。3年間すごく楽しかった。少子化など時代の変化もあるが、閉校するのはやはりさみしい」と語った。
 令和元年度卒の大学生・吉村遙さん(21)=東京都=は「学校が閉校しても、地域の絆はこれからも大切にしていきたい」と話していた。