「地域商社」で特産品発信へ 安曇野まちなかにぎわいプロジェク
2026/03/21
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安曇野市のJR穂高駅周辺の商店主などでつくる「安曇野まちなかにぎわいプロジェクト」は今春、特産品などの地域資源をブランド化し、生産から販売までをプロデュースする事業体「地域商社」の立ち上げを目指して活動を始める。商店街から地域を盛り上げる狙いで、第1弾として24日に意見交換会を予定し、関心がある市民や商工観光関係者らの参加を募っている。

地域商社は、地域に眠る特産品や農産物、観光資源などを発掘し、商品化して販売を促進する。生産者に代わって大都市圏や海外に販路をつくり、収益を地域に環流するなど「地域の稼ぐ力」を向上させる地方創生の担い手として、全国各地で事例が増えている。
まちなかプロジェクトはこれまで、地元商店街であめ市やだるま市といった行事、町ゼミなどを開催。古き良き商店街の街並みを残し、地域住民の郷土愛を育んできた。一方で、郊外大型店との競合や商圏人口の減少、社会のデジタル化などに直面しており、小岩原哲夫リーダー(75)=安曇野市穂高有明=は「未来に向けて次のステージに進む時。時代に合った方向性を皆さんと考えたい」と願う。
指南役を務める地域振興のコンサルタント・柳田麻友子さん(42)=松川村細野=は「安曇野は豊かな資源や高校生が開発した加工品もある。若者のアイデアや発信力を活用しながら、幅広い世代・職種の人とまずは構想を共有したい」。小岩原さんは「地域の魅力発信の拠点をつくり、若者が将来戻りたくなる元気な地域をつくりたい」と話している。
意見交換会は午後7時から安曇野市商工会館で。参加無料。申し込みは市商工会
へ。



