0000日(木)
2025年

ユースセンター否決 2月松本市会 修正案に賛成13・反対15

2026/03/17
後で読む

 松本市議会2月定例会は16日、本会議を再開し、市が花時計公園(中央1)隣の旧松本献血ルームに新年度設置を計画している、ユースセンターに関する条例の修正案を賛成13、反対15(退席1)の反対多数で否決した。関連して、センター設置に必要な経費などを削除し、予備費に組み替えた新年度一般会計補正予算案を賛成多数で可決した。
 過去の定例会では、市提出議案を本会議で否決した後、代替案を可決したケースはあるが、否決のまま定例会を終えるのは極めて異例。
 本会議の討論には条例案に賛成、反対の立場から各6人が登壇した。賛成する議員は「スモールステップから挑戦や失敗を重ねていけば次の展開が見えてくる」などと主張。反対する議員からは、社会参画の場としての機能が強調され、誰もが気軽に立ち寄れる居場所としての機能が重視されていない、との意見が目立った。
 条例案の採決では開明、市議会公明党、まつも都、共産党市議団の各会派が反対。まつも都の横内裕治氏は退席した。
 臥雲義尚市長は閉会あいさつで、「引き続き若者に寄り添う人材の育成を行いながら、若者が集い、挑戦し、社会の中で意思決定に参画できる力を育む活動を支援する」と述べた。
 本会議を傍聴し、市の計画に賛成していた松本商店街連盟の山田善敬会長は「非常に残念。ユースセンターに何を求めているのか温度差があることが分かった。今後も設置に向けて議論を進めてほしい」と話した。

ユースセンターの設置条例案を反対多数で否決した本会議