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2025年

松本城近くに複合施設 交流や買い物 タカノバ跡地にアスピアが10年夏開業へ

2026/03/17
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 総合建設業のアスピア(松本市宮渕1、百瀬方洋社長)が、国宝松本城と国宝旧開智学校校舎を結ぶ松本市開智1の市道沿いに、交流や滞在、買い物などができる複合施設の建設を計画している。昨年9月まで2年間にわたってマルシェやイベントなどが行われた交流広場・タカノバの跡地。松本の豊かさを実感できるような「名建造物」を目指す。
 アスピアが地権者から386平方メートルを譲り受け、複層階の建物を建設する。約1年費やして設計し、来年夏前に着工、令和10年夏の開業を予定する。
 二つの国宝をつなぐ場所であることを重視し、未来で国宝と呼ばれるような建造物(場所)を構想する。百瀬社長は「経済合理性だけではなく、松本城と旧開智学校のことを学んだ上で、今あるべき建物を造りたい」と意欲を語っていた。
 複合施設の機能としては、わざわざ(東御市)が県内で3店舗展開するローカルコンビニエンスストア「わざマート」が中信地域に初出店する。滞在施設や、地域住民らが交流できるスペースも予定する。地域住民や地権者らがタカノバに込めた思いを受け継ぎ、アスピアが培ってきた建設と不動産のノウハウを最大限に生かしながら、社内にプロジェクトチームを組織して検討を進めている。
 タカノバは、「松本国宝の懸け橋プロジェクト」が地域住民の憩いの場や観光客の思い出づくりの場として令和5年に開設した。地権者がガソリンスタンド跡地を無償で提供していた。地権者はアスピアによる複合施設について「住む人と商売をする人の融合に期待したい」とする。
 アスピアの伏島史季さんは「地域にも観光客にも愛される、訪れる人みんなにプラスになるような場所にしたい」と見据える。

アスピアによる複合施設の建設予定地