公共井戸の維持管理を模索 松本・鯛萬の井戸ボランティア 利用者巻き込む展開が鍵
2026/03/15
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松本市大手5の「鯛萬の井戸」の清掃活動に取り組むボランティアと、全国の井戸の維持管理やコミュニティーとの関わりについて研究する、法政大学の野田岳仁准教授との意見交換会が14日、井戸に隣接する下横田町公民館で開かれた。野田准教授は、維持管理の活動は使命感だけでは続きにくく、井戸水をくみに来る人を巻き込む展開をポイントに挙げた。
同日は昨年11月から月1回程度実施している清掃サポートボランティアの4回目で、源智の井戸(中央3)で清掃に取り組むボランティアを含む約20人が参加した。続く意見交換では管理のあり方について、市内の公共的な井戸を維持管理している人たちが横につながり、情報共有する必要性を指摘する声が上がった。
野田准教授は、過疎の集落で祭りを縮小しても、井戸端を介したつながりが続いている事例を紹介した。「水は切っても切れず、コミュニティー施策としてすごく大事」と述べた。
鯛萬の井戸を中心になって清掃している大野幸俊さん(69)は「いろいろな地域の、井戸の維持管理のやり方を知ることができ、今後の参考になった」と話していた。




