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2025年

障害者が活躍できる職場は? セイコーエプソンが松本でトークイベント

2026/03/15
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 セイコーエプソン(諏訪市)は14日、松本市中央2の信毎メディアガーデンで、発達障害の理解促進をテーマにしたイベント「エプソンが取り組むインクルーシブな障がい者活躍~発達障がいについて学び『一歩を踏み出す』」を開いた。発達障害の当事者や専門家らのトークショーや講演を通し発達障害者が活躍できる職場のあり方を考え合った。
 発達障害支援の研究をする信州大学教育学部教授の高橋知音さん、重度のアスペルガー症候群で松竹芸能所属タレントの芦田純子さん、セイコーエプソンの特例子会社で障害者約170人が働くエプソンミズベ社長の上條尚史さん、セイコーエプソンの障害者活躍担当役員の根村絵美子さんが登壇。約100人が聞いた。
 芦田さんは大手通信会社に新卒で入社した際、営業の仕事では他の人にできることができず非難され、つらかったと話した。ゲーム開発の部署に異動になるとアイデアが評価され、ヒット作を生み出した経験を明かし「周囲が配慮してくれて、チーム体制を組んでくれたおかげで才能を発揮できた」と語った。
 上條さんは社内で障害者に業務改善について考えてもらっているとし「はまり始めるとどんどんできていく」と評価した。根村さんは、障害がある人が障害について周囲に話せて、周囲が配慮できることが大切と述べた。高橋さんは「エプソンが率先してやることに価値がある。信州全体に波及するためにリーダーとして発展させて」と求めた。

企業で障害者が活躍できるために必要なことを語り合ったトークショー