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2025年

塩尻市立図書館楢川分館に「図書神社」登場 鎮神社とコラボ企画 手作り鳥居・おみくじ本も

2026/03/15
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おみくじや書籍を手に、企画の説明を聞く小学生

 塩尻市立図書館楢川分館は4月3日まで、地元の奈良井区の鎮神社と初の共同イベントを行っている。館内の模擬の「図書神社」で、桃の節句のひな人形を観賞した後、おみくじで“運命”の書籍に出合って借りる内容だ。願い事を書く和紙の絵馬を利用者に配り、館内で飾った後に神社でおたき上げをする。
 分館の利用促進と、奈良井宿に鎮座して昨年4月から禰宜が常駐する鎮神社のPRを兼ねて企画した。
 図書神社では赤い紙や牛乳パック、発泡スチロールで作られた鳥居をくぐる。紙でできた参道を通ると、松本市の人形店から寄贈されたおひなさまの展示品が出迎えてくれる。「おみくじ本」は60冊ほど用意した。おみくじの棒は地元の木曽ひのきの漆塗り箸で作った。どの書籍も中身が分からないように紙に包んであるが、「本物のヨーロッパの街に行きたくなるでしょう」といった内容のヒントが、おひなさまの“お言葉”として、しおりに書いて添えてある。
 職員の瀧澤ひとみさんは「楢川地区内外の方々が楢川分館や鎮神社に来て、楢川地区を知るきっかけになれば」と話す。禰宜の巢山智之さん(42)は「いい試みの企画で喜んで引き受けた。神社に慣れ親しんでいただけたら」と期待している。