大地讃頌を歌う会10年 松本市和田の住民有志コーラス 平和願い次のステージへ 地区外からの参加呼び掛け
松本市和田地区の豊かな農地を思わせる混声合唱曲「大地讃頌」を歌い継ごうと、平成28(2016)年に始まった地区住民有志の活動「大地讃頌を歌う会」が今年で丸10年を迎えた。世界各地で戦争が絶えない今、次のステージでは、歌詞にある「平和な大地、静かな大地」が続くことを多くの人とともに願いたいと、地区外からも広く参加を呼び掛けている。
大地讃頌を歌う会は、毎年11月の地区文化祭で発表することを目標に毎月第4日曜日に地区公民館で練習している。来年度の初回練習は4月26日で文化祭は11月1日になる。指揮を務める上條美奈子さん(78)は「月に1度、思い切り歌うことのできる場。歌う喜びを大切に大勢の人と歌声を重ねられれば」と語る。
会の中心になっているのは、地区内の男声コーラス「ひろばコール・わだ」と女声コーラス「うぐいすの会」で、本年度の文化祭には約30人が参加。女声20人ほどに対して、男声はテノール3人、バス3人と小編成ながら、存在感のある歌声を響かせた。男性の参加は大歓迎だ。
大地讃頌を歌う会は、元中学校音楽教諭で、ひろばコールを指導していた山崎滋さん(故人)が発案した。練習を重ねて力を付け、女声コーラス指導者の上條さんに混声合唱を提案。そのころ中学校で盛んに歌われた大地讃頌が、和田地区の地域性にぴったりだと選んだ。以来、新型コロナウイルス感染症禍で中止した令和2~4年の3年間以外は休むことなく続けてきた。地域住民が心を一つにするよりどころとなっている。
上條さんは「文化祭で発表後の皆さんの表情がとてもいい」と話し「歌詞にある『平和な大地』『静かな大地』に思いを巡らす機会にしていければ」と話している。
年会費1000円。希望者は19日までに和田公民館(℡0263・48・5445)へ。




