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2025年

子供の横断的な学び支援 フリースクール&教室 塩尻駅近くに4月開所

2026/03/13
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フリースクールと体験・探究教室を運営するココノバの樽谷さん、相澤さん、石神さん(左から)

 塩尻市内で初となる科学、技術、工学、芸術、数学の5分野を横断的に学ぶSTEAM(スティーム)教育を展開する小中学生向けのフリースクールと、体験・探究教室(探究ラボ)が4月13日に、JR塩尻駅前に開所する。「自分らしく人と社会とつながり、自信を持てる居場所」として、市民ら有志3人が2月に一般社団法人を設立し、準備を進めている。
 運営するのはココノバの代表理事・相澤美樹さん(46)=塩尻市大門七番町、同・石神工平さん(47)=諏訪市、スタッフの樽谷舞さん(37)=塩尻市洗馬=の3人。法人名には「この場所から個々の人生を大切に」「新星爆発(ノバ)」の意味を込めた。
 相澤さんはさいたま市出身で、お茶の水女子大―東京大学大学院で生物物理学を学び、大手の通信教育・出版企業に17年勤務し、令和4年に塩尻に移住した。石神さんは司書や学芸員資格を持ち、オーストラリアの大学院で対話形式で科学技術の理解促進を図る「サイエンス・コミュニケーション」分野を学んだ。樽谷さんは愛知県出身で、約3年前から任意団体で幼児~小学生親子向けの体験活動を続けている。中学時代には不登校を経験した。
 約10年前に帰国した石神さんは、東京などの都市部と地方の体験格差を実感したという。仕事で知り合った相澤さん、樽谷さんと課題や思いを共有し、3人で子供が力を発揮できる場の開設を目指すと決めた。
 塩尻駅東口近くの大門桔梗町で、フリースクールは月・木・金曜日の午前10時~午後3時半、体験・探究教室は月・木曜日の午後4時半~6時に開く。体験・探究教室はネーチャー(生物・地学・物理・化学全般)とロボット技術のカリキュラムを用意、子供が主体的な探究活動も取り入れ、発表会も開く。地域住民向けの開放講座も随時開催する考え。
 相澤さんは「子供たちの主体性を生かし、安心して失敗できる場所にしていきたい」と話す。23、25、26日に現地見学会や説明会を行い、4月21日までインターネット上のクラウドファンディング専用サイトで環境整備の寄付金の協力を呼び掛けている。フリースクールと体験・探究教室の利用は有料。問い合わせは相澤さん(電話080・4625・0101)へ。