水不足の筑北 ダムで取水
2026/03/13
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水不足が続く筑北村は12日、村内にある砂防ダムから水道用の水源へ取水を始めた。専門業者が坂北地区にあるダムに「膜ろ過装置」を設置し、1日当たり50トンを水源に供給する。今回の取水措置で、水源の負担軽減を図る。
昨年秋から続く少雨で、水源の水位低下は2月中旬から顕著となった。村は坂北地区にある入浴施設・坂北荘を臨時休業し、西条温泉とくらも平日に休館させている。村民に節水も呼びかけ、午後9時~午前6時の給水制限は今も続いている。
ダムからの取水は緊急的措置で、くみ上げた水をろ過装置を通してから配水池にパイプで送る。装置の性能で1日当たりの取水量は約50トンに限られるが、村建設課は「井戸の負担が減ることで水源地の安定につながる」という。
2月下旬には雨や雪が降り、水源の水位は回復傾向にあるという。村は水源の水位を見ながら、給水制限の緩和も検討している。




