「風食被害」予防 朝日村が土起こし実験へ
2026/03/12
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朝日村は今春、乾燥した畑の土が強風で吹き飛んで砂ぼこりとなる「風食被害」の予防策として、トラクターで土起こしをする「ロータリー」作業の定期実施が有効かどうか確かめる試験を行う。JA松本ハイランドの青年部員と連携し、古見の畑約1500平方メートルを借りて検証する。
村産業振興課によると、農家の人たちには「ロータリーがよく行われている畑は、放置された畑に比べて風食被害が起きにくい」という経験則があり、2週間ごとの実施を想定して実証することにした。
村は昨年12月、深く土起こしした畑を4分割し、ロータリーを「行わない(0回)」「12月下旬に実施(1回)」、「3月上旬にも実施(2回)」、「3月下旬と4月上旬にも実施(4回)」と条件分けし、4月下旬に風食の度合いを比べる。
10日の村議会3月定例会一般質問で豊田惠美子氏の質問に答えた。風食対策には麦などの被覆植物が有効だが、春に農地として使うためには土にすき込んで約1カ月腐熟させる必要がある。同課は「(定期ロータリーという)農家の経験則が根拠のある対策となるか確認できれば」と期待する。




