生坂・やまなみ荘15日再開 脱炭素へ給湯に森林資源
2026/03/10
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生坂村上生坂の村営入浴宿泊施設・やまなみ荘が大規模改修を終え、15日にリニューアルオープンする。施設全体の設備更新と、省エネ化による脱炭素先行地域事業を兼ねた改修を行った。1月14日から約2カ月に及んだ休館が終わり、村民の憩いの場が装いを新たにして営業を再開する。
脱炭素への取り組みとして、昨年度に設置された「木質バイオマスチップボイラー」の引き込み工事を完了させた。これにより地域の森林資源をエネルギー源とした給湯が可能となる。ほかに館内の照明を発光ダイオード(LED)化し、冷暖房機器と給湯機器を省エネ化した。
やまなみ荘は昭和59(1984)年に開業し、村民の福祉向上や観光活性化につなげてきた。平成22(2010)年にも改修工事が行われ、今回は16年ぶりのリニューアルとなる。
令和6年度は入浴の2万798人や食堂の1万6616人を含め宿泊と宴会などで計約4万4000人の利用があった。本年度も休館前の1月13日までで約3万6000人が利用した。やまなみ荘の小坂部元支配人は「道の駅いくさかの郷と共に村の観光の拠点になっている」という。
9日は村による竣工検査が行われた。立ち会った藤澤泰彦村長は「とてもきれいになった。環境に優しい施設ということを大勢に知ってもらい、利用してほしい」と話していた。




