ユースセンター設置否決 松本市会厚生委 中心街の開設地に異論
2026/03/07
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松本市議会の厚生委員会(内田麻美委員長)は6日、2月定例会に提出された議案の審査を行い、市が花時計公園(中央1)の隣接地に開設を計画しているユースセンターの設置に関する条例案を賛成3、反対4で否決した。反対した議員は「面積が不十分」「歓楽街であり、条件のいい所に設けてほしい」などと指摘した。
厚生委ではユースセンター設置にかかる予算(1778万円)に対する反対意見も出された。12日の予算特別委員会全体会に報告、採決される。
市は「若者が自らやりたいことを見つける、自らの力で成長することを支援する施設」として、旧松本パルコ向かいの旧献血ルームを候補地に選定。若者らが集う花時計公園に隣接しており、中心市街地の活性化につながることにも期待した。
これに対し、同日の委員会では、治安への懸念や、「活動をしたいと思った時に、広いスペースを保証していくことが大切ではないか」「経費は小さくない。失敗は許されず、市民の理解は得られない」などの反対意見が出された。
一方、賛成意見としては、地元町会が防犯対策に熱心で治安が悪いとは言えず、「若者が主体的に行動できる場所になる」「若者が挑戦する場所としては一番いい」などの声が上がった。委員長を除く採決で可否同数となり、委員長が反対に回った。
委員会否決は、令和5年9月定例会で、アルプス公園の展望エリアなどを整備する基本計画の策定委託料を含む補正予算案の一部を否決(本会議では可決)して以来となる。




