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2025年

女性の知識や経験を防災・減災に生かそう! 松本市でリーダー育成講座

2026/03/07
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 〝女性の声が減災につながる〟をうたった松本市ジェンダー平等センターの連続講座「地域防災女性リーダー育成講座」は6日、最終回をMウイング(中央1)で行い、1月から座学や実践で防災を学んできた女性10人が心構えを新たにした。防災の現場や意思決定に主体的に参画し、女性の知恵や経験を防災・減災に生かすべく、学びを家庭や地域で役立てていく。
 最終回のテーマは食糧備蓄や防災食。市健康づくり課の管理栄養士を講師に、一つの鍋で複数の調理を同時に行うパッククッキングに挑戦し、ご飯と総菜、災害時の癒やしとなる甘味(カンパンお汁粉)を作った。
 材料に用いた缶詰について、東日本大震災では缶切りがなくて開かない事例があった―と管理栄養士が紹介。プルタブ式の備蓄の検討を勧めた。参加者たちは、包丁がない場合の根菜類の調理法や、無駄を出さない食材の利用法を積極的に話し合い、女性パワーをさく裂させていた。
 事業を受託する日本旅行松本支店が初めて企画し、女性参画の必要性を学ぶ講義や避難場運営シミュレーションを行ってきた。
 看護師として東日本大震災の医療支援に従事した参加者の福澤麻衣子さん(43)=大手2=は「東日本を機に防災への意識が高まり、防災士の資格も取った。災害時に大切な命を守るため、男性も女性も分け隔てのない防災を広げていきたい」と話していた。

パッククッキングを学ぶ参加者たち