加藤新大さん 全国優秀賞 南木曽中 土砂災害防止絵画コンクール 梨子沢災害 教訓に制作
2026/03/07
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南木曽町の南木曽中学校3年・加藤新大さん(15)が、本年度の「土砂災害防止に関する絵画・作文」コンクール(国土交通省主催)の「絵画(中学生)の部」で、優秀賞(事務次官賞)に輝いた。全国から1269点が寄せられた同部門で、最優秀1点に次ぐ15点の一つとなった。平成26(2014)年に町内の梨子沢で起き犠牲者一人を出した土石流災害の教訓も胸に、制作した。南木曽中は他にも3人が県の審査で入賞を果たした。
加藤さんの作品は、砂防ダムが流木や土砂をせき止める様子を力強く描き、「土石流を止めてこの町を守る!」と言葉を添える。小学生のとき、授業で見学した梨子沢のダムをイメージした。
6日に同校で表彰式が開かれ、県木曽建設事務所の岩垂宏明所長が4人に表彰状を手渡した。加藤さんは「(受賞は)とてもびっくり。土砂災害に注意してほしい思いがみんなに伝われば」と話した。岩垂所長は、受賞した4人が梨子沢災害など「地域の災害の経験をしっかりと学んで受け止め、表現していた」とたたえた。
県の審査で選ばれた優秀6点のうち4点が南木曽中だった。作文の部で1年・古川夢さんの「命を守るためにできること」が優秀賞、2年・加藤愛里咲さんの「『白い雨』で起こる土砂災害」が砂防課長賞を、絵画の部で1年・河村美結花さんの「異変に気付く前に早めに避難」が同課長賞を受けた。




