塩尻・女性消防団員ウエルカム! 詰め所に更衣室新設へ
2026/03/06
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塩尻市は新年度、市消防団で活躍する女性団員を増やすことを目的に、詰め所に女性更衣室の設置を進める。現場での活動以外に火災予防啓発や応急手当指導などと幅広い、団員の役割の情報発信にも取り組む。男性の世界とみられがちなイメージや環境を変えることで、性別を問わず“ウエルカムな消防団”を目指す。
女性更衣室は、女性団員が活動する広丘分団第2部、北小野分団第1・2部の計2カ所に新設する。市は関連事業費61万円を新年度当初予算案に盛った。ソフト面の施策では、2月に新設した消防団のウェブページ、毎年11月に松本広域消防局などと小坂田公園で実施しているイベント「しおじり消防防災フェスタ」を通じて情報発信を行う。これらの事業費としては230万円を計上している。
市消防団の女性団員は、音楽隊では一定数が長く活動してきた。近年は分団で活動する隊員が増加傾向にある。ただ、男性を含めた団員数は減少傾向で、令和5年度からは定数の870人を割り込む状態が続く。市危機管理課は「男性と女性の別なく活動しやすい環境、団のイメージアップが必要」とする。
北小野の湯浅亜木さん(38)は、子育てをしながら2年前から団員として活動する。これまでに行方不明者の捜索などで出動した経験がある。現場での活動のほか「子育ての経験などを生かせる役割があれば、もっと女性団員が増えるはず」と話している。




