ヒマラヤスギ共存へ熟考 旧松本高等学校校舎 連続講座7日にスタート
2026/03/03
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松本市あがたの森公園のヒマラヤスギと、園内の国重要文化財・旧松本高等学校校舎(あがたの森文化会館)の共存が課題となる中、同文化会館が7日から、文化財と自然環境の価値を学び、保全を考える連続講座をスタートさせる。初回は「学校とヒマラヤスギ」をテーマに、旧制松本高等学校のみならず、近隣の小中学校や高校にも広く植わるヒマラヤスギの歴史や文化的側面に光を当てる。
同文化会館によると園内のヒマラヤスギは56本を数え、樹齢は約100年、樹高は約20メートルにも達する。並木を形成し、旧制松高閉校後もあがたの森の象徴として親しまれるが、落ち葉などに起因する文化財施設の傷みなどが近年課題に挙がる。
講座初回の7日は同館の木下守館長が講師を務め、ヒマラヤスギの特性や学校林としての歴史、近隣の事例や保全の課題などについて話す。「校舎とヒマラヤスギ、双方を将来にわたって継承するためにも、あるべき姿を共に学ぶ場になればうれしい」と話している。
第2回は14日、第3、4回と最終回のフォーラムは新年度に予定する。初回と第2回は各午後2時からで入場無料。申し込み不要。問い合わせはあがたの森文化会館(℡0263・32・1812)へ。




