松本駅に電子情報案内板 松本市が新年度 バスの乗り場や時刻表示
松本市は新年度、松本駅のお城口広場とアルプス口広場に、公設民営の路線バス「ぐるっとまつもとバス」を案内するデジタルサイネージ(電子情報案内板)を新設する。令和6年3月に乗り場を変えたり松本バスターミナルから移したりしたが、一つの乗り場に複数の路線が乗り入れており、乗り場や次の発車路線が分かりにくい状態を解消する。
2日の市議会2月定例会一般質問で西澤郁弥氏(政友会)が表示する情報の具体的な内容を尋ね、田原茂交通部長が答えた。
東西自由通路からお城口広場に下りる階段の正面付近に縦型の大型ディスプレー2基を設置する。バス乗り場にはお城口3カ所とアルプス口1カ所の屋根下計4カ所にディスプレーを付ける。事業費は約5000万円。外国人観光客のために多言語表示もする。
縦型の大型ディスプレーは交通案内の役割を果たし、主な目的地別のバス乗り場や時刻表などを示すほか、タクシー乗り場やシェアサイクルなども案内する。田原部長は「観光や出張などで初めて松本市を訪れる方に、分かりやすく案内するため」と説明した。バス乗り場の屋根下ディスプレーでは、これから発車する路線と次に発車する路線の時刻と行き先を表示する。
お城口広場に乗り入れているバス路線は3カ所に計8路線と多い一方、現状はアナログの案内板しかない。観光客も利用する主な路線の乗り場は6年3月に松本バスターミナルからお城口広場に移したが、美ケ原温泉線は広場容量の関係で松本バスターミナルから移せなかったため、観光客らが分かりにくくなっているという。
◇
市は路線バス関連とは別に、松本駅東西自由通路に、文化・観光や防災・防犯の情報を発信するデジタルサイネージの設置を検討している。西澤氏の一般質問で答弁した小口一夫文化観光部長は「6月補正に宿泊税を原資として必要経費を計上し、速やかな整備に取り組む」とした。




