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2025年

イナゴ入りマドレーヌ販売 都市大塩尻高2年生が昆虫食PR

2026/03/02
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 塩尻市の東京都市大学塩尻高校2年生3人は2月26日と27日、菓子店の協力を得て製造したイナゴ入りのマドレーヌを校内で販売した。タンパク質源として注目される昆虫食への抵抗感を減らす方法の研究で、生徒や教職員に食べてもらって見た目や味の感想を聞いた。
 昆虫食の開発と普及に取り組むのは、いずれも探究コースを選択する北原吉啓さん、柴野空太さん、立澤橙明さん。将来、世界人口の増加に伴ってタンパク質源の肉類の供給が追いつかなくなる「タンパク質危機」の解決策として、長野県に昔からある昆虫食に着目した。
 マドレーヌは安曇野市の丸山菓子舗と共同開発した。親しみを持ってもらえるよう、自分たちで考えたイナゴのキャラクター・ぴょんきちの絵や商品名「飛翔菓」の文字、校舎の写真を帯紙にデザインした。
 販売会には、市販されているフリーズドライのイナゴを細かく砕いて入れたマドレーヌと、荒く砕いて入れたマドレーヌを50個ずつ用意。1個200円で提供した。試食をした生徒らに、どちらが好みかや、見た目の抵抗感の有無、昆虫食への印象の変化を尋ねた。
 北原さんは「昆虫食への嫌悪感や良くないイメージを緩和させる方法を見つけたい」と意欲を見せていた。今後は、地域の催しで販売し、幅広い世代に感想を聞きたいとしている。

食べやすさに工夫したイナゴ入りマドレーヌを説明する生徒ら